エンジニア就活!面接直前にやるべきこと

はじめに

皆さん,面接直前には何をしていますか? 私は,面接直前には以下のようなことをしていました.

  • 想定される質問をまとめて,それに対する回答を考えておく
  • 過去の面接で聞かれた質問や自分のした回答をまとめておいて,それを見返す
  • 逆質問を5個用意しておく
  • 服装を整える
  • (レッドブルを飲む)

これだけといえばこれだけですが,これらは面接直前にやっておくと,面接の際にかなり役に立ちます. 一つ一つ見ていこうと思いますが,その前にどうして面接直前にこれらをやると役に立つのかを説明します.

過去の回答と今回の面接の自分を一貫させる

面接直前に過去の回答を見返すというのはどういうことかというと,自分がどのような人間であると面接官/会社にアピールしていたのかということを改めて思い返し,それを今回の面接でもアピールするために,どのような質問にどのように答えるかを考えるということです.

多くの会社において(経験上,外資ITは少し例外に思いますが),面接というのは独立して存在しているのではなく,連続した一連の流れのように扱われているように思われます.これは具体的には,面接官は手元に過去の面接での回答,ESなどを持っており,それを参照しながら面接を行っているということです. この時に,過去の回答と今回の回答が矛盾していると,面接官からは「この人は信用ならない」と思われてしまいます.仕事においては,少なくとも外的変化がない限り一貫性は非常に重要ですからね. もちろんある程度はブレることは許容されるし,実際にあると思います.ですから,過去の回答を完全にコピーしたり記憶する必要はありませんが,目を通しておく程度はしておいたほうがよいでしょう.

それって,面接中にメモを取れってこと?

基本的に面接中にはメモを取ったり,メモを見たりということはできないと思ったほうが良いと思います. 禁止であると明言してあった(Zoomの待機画面に書いてありました)企業もありましたし,そうでなくてもおそらく大体の企業ではダメだと思います. ですので,メモは取れないし見れないと思っておいたほうが良いです. しかしもちろん,終了直後にメモをとることはできるのですから,面接が終了したら即座に何を聞かれたか,どう答えたかというのをメモに残しておきましょう.そして,次の面接が始まる前に見返したり,想定問答集を作成したりするのです.

逆質問を用意しておく

これも主には日本企業で行われるものですが,外資ITでも逆質問の時間は設けられます. 逆質問とは,面接官に対して質問をする時間のことです. これは,面接官に対して質問をすることで,面接官ないし企業に対して興味を持っていることをアピールするためのものです. 5個というのは若干多いようにも思われますが,これは当然予備を含んでいます.面接の中の流れで逆質問に使う予定だったトピックについて話してしまう場合もあるでしょうし,今回の面接の内容により近いものを選ぶということも有効でしょう. 2つや3つではなく,気持ち多めに用意しておくのがコツです.

服装を整える

エンジニア志望の人は忘れがちですが,面接の際には服装に気をつけた方がよいです. 外資ITやメガベンチャーなどでは,面接官はカジュアルな服装をしていることも多く,たぶんあまり気にしていないような気もするのですが,それでもやはり服装は気をつけた方がよいかと思います.変なところで減点されるのはいやですからね.アイロンもかけておきましょう. SIerやメーカー系の企業では,面接官はスーツを着ていることが多いです.ですので,面接の際にはスーツを着ていくことをお勧めします.一番上のジャケットまではたぶん不要だとは思います(実際私も,ジャケットはあまり着用していませんでした)が,気になるなら着用しておいたほうが余計な心配がないかもしれません.ちなみに私は某大手SIerのグループディスカッションの際,面接官も含めて私だけジャケットを着ていなかったことがあり,多少気まずかった記憶があります(無事通っていたので,ジャケットは別にあんまり関係ないなという気持ちを強くした体験でもあります).

オンライン面接の場合は画面の映り方も確認しよう

オンライン面接であれば,自分の様子が見れますから,例えば軽く自己紹介などしてみて,変に体が揺れていないか,暗すぎないか,解像度は荒すぎないかなどを事前に確認しておきましょう. これらのことはエンジニアからすると非本質的に見えて手を抜きがちなのですが,案外に重要なので,妙なところで減点されないように気をつけましょう.

行動にルーティンを持たせる

自分の場合は,面接が始まるおよそ40分前から10分前にかけて,レッドブルを飲んでいました. 私の場合は声を張ることや,社交性を多少ブーストするためにレッドブルを飲んでいました(半分プラシーボ効果であろうと思われますが,それはそれでよいと思います). 私は日頃カフェインを摂取しないので,一度試してみたら効果があったことからルーティンに採用されました. 別にみんながみんなレッドブルを飲めというわけではありません. なにか,自分が落ち着くことができるルーティンを持つことが重要です. 何か自分でもっともらしく理由をつけて,だんだんと面接への緊張を解きながら,思考を面接モードに切り替えていきましょう. (たまに冗談半分で面接前に酒を飲むとよい!などという人もいますが,私はさすがに酒はやめた方がいいと思います.業務中には飲めませんし)

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